【書評】「攻め方」と「守り方」を体得し無双状態になれ! 働き方 完全無双/ひろゆき(西村博之)
初めて書評に挑戦したので、お見苦しいところがあれば遠慮なくコメントしてください。
それでは行きまーす。※ネタバレしすぎないように書きました。
「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」で知られているひろゆきさんの新しい本が今月14日に発売となりました。
この本が発売する前に
「無敵の思考——誰でもトクする人になるコスパ最強ルール21」
も読んでいたのでとても楽しみにしていました。
前著が、お金がなくても工夫して幸せを目指すという生き方を提示していたことに続いて、「働き方 完全無双」では“個人として、ワンチャンを狙いながら幸せを目指す”生き方をしようと書いてあります。
~目次~
序章 まずは「個人」と「社会」を分けるとこから
第1章 能力なんてものは存在しない
第2章 あなたが社会に殺されないために
第3章 会社がずっと生き残るわけないじゃん
終章 日本はこうやって生き延びろ
安くて品質のよいものが売れる現代社会の中で、人件費が高い日本の製品で海外との競争に勝つことがどんどん難しくなっていくなど、日本にとって悪い状況が続く中、社会と自分を切り離して考える。あなた個人に「攻め方」と「守り方」を本書で身につけて自分自身を無双状態に持っていこう。
「攻め方」
…能力を上げるのではなく、「相対的に自分を有利にする方法」の伝授。チャンスを掴みに行くというより、いつチャンスが来てもいいように準備しておくという内容。中でも個人で会社を持つことについて触れられていて印象的でした。
「守り方」
…「最悪、クビになっても大丈夫な状態」にしておくこと。ここではブラック企業や「ベーシックインカム」についても触れられている。睡眠方法や健康に関するお得情報も満載である。
この本の著者であるひろゆきさんは自身の放送として
「ベーシックインカムを実現するにはどうしたらいいか会議」
という配信を続けており、本の内容と被ることもおっしゃっています。
ですが
何時間もの内容をすべて把握しきるのには時間はかかるし、若干面倒(笑)なので本書を手に取って読むことをお勧めします。
読み終わったあと、お金に対する価値感が変わったり、社会が少しシンプルに捉えられたりもするのではないでしょうか。
以上。
【補足】
この本には付録としてこんなものが…
・おすすめ観光リスト
・おすすめ映画リスト
ひろゆきさんはよく海外に行ったり、年中映画を観ている方なので、こういった情報はとても価値があると思います。お金がなくて海外へ行けなくても、Google Maps を利用して疑似体験するのもいいですし、観る映画に悩んだら参考しするのにもいいです。
ベーシックインカム案は予算について指摘され、日本では実現できないと言われていますが、やれるらしいので個人的にはあってもいいんじゃないかなって。